医薬品物流に求められる質の高いサービスは、働き安い環境から生まれる  
東証1部上場 安田倉庫グループ

INTERVIEW 01

言葉遣いひとつで 職場環境をつくる

元派遣社員だからできるリーダーシップ

東京物流センター 製品物流
担当リーダー 高崎信行(正社員)

2019年7月現在

岐路に立った時、上司のひと言で人生が変わった。

当初派遣社員で1年、契約社員として2年、4年目で正社員になり、既に入社して8年になります。

前職は、サービス業の営業マンでした。職を辞めてからの就職活動で苦労して、ようやく派遣社員としてこの仕事を見つけることができました。当時のことを考えるとあの時があって今の自分があると思います。派遣社員で仕事をしているとき、ちょっとしたことで気持ちが前向きになれず、上司に相談したことがあります。「退職を考えています」と。

その時の上司は、私の立場や仕事ぶりを見ていてくれて、ただひと言「今決めなくても良いんじゃないの、今目の前の仕事に集中してみたら」と暗に諭してくれました。それ以来、変に迷うことは辞め、仕事に集中することを覚え、回りを巻き込んで前向きに仕事に向かっていく姿勢を身につけることが出来るようになっていきました。

そして、契約社員となり、社員で担当リーダーという立場にもなれました。この間とても充実して仕事に打ち込めたのはあの時の上司のひと言のお陰だと感謝しています。

元派遣社員だから分かること

上司に掛けてもらったひと言で自分の仕事に対する姿勢が変わって、人生も変わっていったように、チームのメンバーに掛ける言葉ひとつで、職場の雰囲気が大いに変わることも元派遣社員として身をもって知っています。
どうせ働くなら気持ちよく働きたいと思っているのは社員もパートさんも派遣社員さんも同じなのです。ましてや、入社年次は私が古くても、チームメンバーは皆さんは私よりずっと年上で、人生の先輩方です。休憩時間での雑談で、大変勉強になるお話しも伺えることも沢山あります。

もしかしたら、お互いの信頼はそんな会話から生まれてきているのかもしれません。

今一歩進んだ取り組みをしたい

医薬品を扱うので、作業自体厳格な手順を必ず踏んで着実に実行しなければなりません。リーダーとしては、チームメンバーの誰がやっても同じく出来るように手順を守り、正確さを確認しています。これが現場でのGDP(医薬品適正流通)ガイドラインに沿った正しいやり方だと確信しています。

ただ、それだけでは収まりたくありません。チームを巻き込んで、常に一歩進んだ取り組みをしたいと思っています。安田メディカルロジスティックス(YML)には独自の提案制度があります。前もって上司に業務改善テーマを申請し、許可を取ってそのテーマについて改善業務を実施し、成果を報告出来るのです。

これは現場の派遣社員さんやパートさんも含め参加できるので、私のチームでは積極的に参加しました。そして、昨年は社長賞をいただきました。誰もが自分仕事に誇りをもっています。そして社内提案制度で評価を受け、社長賞を受賞した時は本当に嬉しく、チーム全員で喜び合えました。

今後もリーダーとして、年齢や立場に関係無く、仕事の面白みを分かち合える素晴らしさを共有していきたいと思っています。一人では出来る事などたかが知れています。

作業を十、百、千…にして行くには人の力が最も重要だと思っています。(一番大事にしている事です!!)

OTHERS その他のインタビュー